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いびき・口呼吸・お口ぽかんが気になる方へ|呼吸と睡眠から見るお口の話

歯科と呼吸は、一見つながらないように思えます。しかし、お口は呼吸の入り口でもあります。

口呼吸が続くと、お口の中で起きること

本来、呼吸は鼻で行うものです。鼻は空気を温め、湿らせ、ほこりを取り除いてから体に送り込みます。口にはその機能がありません。

口呼吸が習慣になると、まずお口の中が乾きます。唾液には汚れを洗い流し、細菌の増殖を抑え、初期のむし歯を修復する働きがあります。乾いた状態が続くと、これらの守りがすべて弱まります。

同じように歯みがきをしていても、口呼吸の方はむし歯や歯ぐきの炎症、口臭が起こりやすい傾向があります。

お子さまの場合、歯並びにも関わります

成長期のお子さまでは、影響がもう一段深くなります。

お口が開いたままだと、舌が本来あるべき上顎の位置に収まりません。舌が上顎を内側から支える力が失われ、上顎の横幅が広がりにくくなります。同時に、開いた唇からの押さえも弱まります。

歯並びは、外側からの唇・頬の力と、内側からの舌の力が釣り合う場所に並びます。この釣り合いが崩れれば、歯の並ぶ位置も変わります。歯並びの乱れは、結果として現れているという見方ができます。

いびきと睡眠の質

大人の方でも、いびきや睡眠中の口呼吸が続いている場合、睡眠の質に影響していることがあります。日中の強い眠気、朝の頭痛、起床時の喉の乾きなどが重なる場合は注意が必要です。

歯科では、噛み合わせや顎の位置、舌のスペースといった観点から関わることができます。ただし、睡眠時無呼吸が疑われる場合は専門の医科での検査が必要です。当院ではその見極めと、必要に応じたご案内を行います。

まずは原因の切り分けから

口呼吸の背景には、鼻づまり(アレルギー性鼻炎、扁桃やアデノイドの肥大など)が隠れていることが少なくありません。この場合、耳鼻咽喉科での対応が先になります。

「癖なのか、鼻に原因があるのか」——ここを分けずに対策しても、うまくいきません。

こんなサインがあればご相談ください

  • 気づくと口が開いている/指摘される
  • 朝、喉が乾いている・口が渇いて目が覚める
  • 唇がいつも乾燥している
  • お子さまの前歯が乾いて汚れやすい
  • くちゃくちゃと音を立てて食べる

お口の状態から見えることがあります。

【監修】医療法人 がもう四丁目歯科 理事長 廣松秀隆