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ブルーラジカルと一般的な歯周病治療はどう違うのか|相談前に知っておきたい基本

ブルーラジカルと一般的な歯周病治療はどう違うのか|相談前に知っておきたい基本

「ブルーラジカル」という治療法を耳にして、従来の歯周病治療とどう違うのか気になっている方もいらっしゃるかと思います。歯周病治療と聞くと、歯石取りや歯ぐきのクリーニングを思い浮かべる方が多いかもしれません。一方、ブルーラジカルはそれらとは異なるアプローチで原因菌に働きかける治療です。

本記事では、一般的な歯周病治療とブルーラジカルの違いを整理し、それぞれがどのような場面で検討されるのか、当院の考え方とあわせてお伝えします。


まず押さえておきたい歯周病の進行度
歯周病は、進行度によって対応の考え方が変わる病気です。

歯肉炎:歯ぐきに炎症がある初期段階
軽度〜中等度の歯周炎:歯を支える骨の吸収が始まった段階
重度の歯周炎:骨の吸収が進み、歯のぐらつきや抜歯の検討が必要になることがある段階
進行度によって、検討される治療内容が異なります。「歯周病治療」と一括りにせず、ご自身の状態がどの段階にあるのかを確認することが、適した選択肢を考えるうえで大切です。


一般的な歯周病治療の進め方
一般的な歯周病治療では、進行度に応じて次のような対応が検討されます。

初期段階の対応

検査(歯周ポケットの深さ・出血の有無の確認など)
ブラッシング指導
歯石・歯垢の除去
生活習慣の見直し
進行している場合の対応

歯ぐきの内側の歯石除去
必要に応じた外科処置(歯ぐきを切る・骨を整える処置など)
ぐらつきが大きい歯への対応
これらは保険診療の範囲で行えるケースが多く、歯周病治療の基本的な進め方として広く行われています。

一方で、進行が大きい場合に外科処置が必要となるケースがあり、「歯ぐきを切る処置に抵抗がある」「他の選択肢があるなら知りたい」とお考えになる方もいらっしゃいます。


ブルーラジカルのアプローチ
ブルーラジカルは、厚生労働省が薬機法で承認した「ブルーラジカル P-01」という機器を用いた治療です。3%過酸化水素水と405nmの青色半導体レーザーを組み合わせ、活性酸素の働きにより歯周病の原因菌にアプローチします。

機器メーカーの公表によれば、歯垢内部の細菌を99.99%まで殺菌するとされています。

ブルーラジカルの特徴は、外科処置とは異なるアプローチで原因菌に働きかけることです。歯ぐきを切る・骨を削るといった外科処置を避けたい方にとって、選択肢の一つとして関心を持たれることがあります。


観点① アプローチの違い
両者の主な違いは、何に対して、どのようにアプローチするかにあります。

一般的な歯周病治療

歯石・歯垢の物理的な除去が中心
必要に応じて外科処置で歯ぐきや骨を整える
保険診療の範囲で対応できることが多い
ブルーラジカル

原因菌そのものに化学的・光学的にアプローチする
外科処置とは異なる方法での対応
自由診療
両者は対立する治療ではなく、状態に応じて検討される選択肢の違いです。一般的な歯周病治療を継続したうえでブルーラジカルを併用するか、別の対応を選ぶかは、状態とご希望によって判断していきます。


観点② 適応をどう考えるか
ブルーラジカルがすべての方に適しているわけではなく、状態によっては一般的な歯周病治療の方が適しているケースもあります。

ブルーラジカルが選択肢として検討されやすいのは、以下のような状況です。

進行が大きく、外科処置の検討対象となっている
他院で歯周病治療を受けたが、改善が見られない
外科処置を避けたいというご希望が強い
保存可能性を高めたい
ただし、これらに当てはまる場合でも、骨や歯ぐきの状態、歯のぐらつきの程度によっては、ブルーラジカルでの対応が難しいケースもあります。適応の判断には、検査と状態確認が前提となります。


観点③ 費用の違い
費用面でも、両者には違いがあります。

一般的な歯周病治療

保険診療の範囲で対応できることが多い
進行度や治療内容によって自由診療の選択肢が出ることもある
ブルーラジカル

自由診療
当院の費用目安(税込)初診相談・検査料:33,000円
1ブロック:99,000円
2ブロック目以降:55,000円
全ブロック:346,500円
費用の幅は、治療範囲(ブロック数)や状態によって変わります。詳しい費用は公式サイトのブルーラジカルページでもご案内しています。

費用面の選択肢として、当院ではデンタルローンもご利用いただけます。12回払いまでは医院手数料を当院で負担しており、実質年率3.9%でご利用可能です。


観点④ 治療後の維持管理
どちらの治療も、治療完了後の維持管理が長期的な安定に関わります。

定期的なメンテナンス
適切なセルフケア
お口全体の状態のチェック
生活習慣との関わり
歯周病は、原因菌へのアプローチで一時的に改善しても、その後のケアが不足するとリスクが再び高まる病気です。治療内容にかかわらず、治療後の継続的な関わりが大切です。

当院では、治療完了をその後の健康維持のスタートと考え、メンテナンスまで視野に入れてご説明するようにしています。


相談前に整理しておきたいチェックリスト
ブルーラジカルとの違いを整理して相談したい方は、以下のような点を確認しておくと、相談がより具体的に進めやすくなります。

現在の歯周病の状態(他院で診断されている場合はその内容)
これまでに受けた歯周病治療の内容と経過
外科処置を勧められているかどうか
残したい歯への希望
費用感の許容範囲
通院頻度の希望
他院に通院中の場合、紹介状の有無
これらは初診時のカウンセリングでも改めて確認していく内容です。すべてを事前に決めておく必要はありませんが、頭の中で一度整理しておくと、ご自身の状況が伝わりやすくなります。


当院でのご相談の進め方
当院では、初診時にまずお悩みやご希望を伺い、必要な検査を行ったうえでお口の状態を確認します。検査結果をもとに、現在の歯周病の進行度と、考えられる治療の選択肢を整理してご説明します。

ブルーラジカルが選択肢として考えられる場合は、一般的な歯周病治療との違いも含めて比較しながら整理していきます。状態によってはブルーラジカル以外の対応が適しているケースもあり、その場合は他の選択肢もあわせてご説明します。

メリットだけでなく、デメリット・期間・費用も含めてご共有し、ご自身が納得して選べる状態を目指しています。

ブルーラジカルの詳細は、当院のブルーラジカル診療ページ、歯周病治療全体については歯周病ページでご案内しています。初診の流れについては「初めての方へ」のページもあわせてご覧ください。


よくある質問
Q1. 一般的な歯周病治療を受けながら、ブルーラジカルも併用できますか?

状態によって判断が分かれます。検査と状態確認のうえで、適応の有無や進め方を整理していくことが必要です。一律に併用できる・できないというものではないため、まずはご相談ください。

Q2. ブルーラジカルを受ければ、歯石取りはもう必要ないですか?

ブルーラジカルは原因菌へのアプローチを行う治療ですが、お口全体の歯石管理や日常のセルフケアは、引き続き重要です。治療後も定期的なメンテナンスを通じて、状態を維持していくことが大切です。

Q3. 他院で重度歯周病と言われましたが、ブルーラジカルの相談は可能ですか?

はい、ご相談いただけます。その際は、現在の治療状況を確認するため、紹介状のご持参をお願いしています。ただし、すべてのケースでブルーラジカルが適応となるわけではなく、状態によっては別の対応が適しているケースもあります。


まとめ|違いを整理して選択肢を考えるために
ブルーラジカルと一般的な歯周病治療は、対立する治療ではなく、状態とご希望に応じて検討される選択肢の違いです。アプローチ・適応・費用・通院の進め方など、複数の観点を整理することで、ご自身に合う選択肢を比較しやすくなります。

「外科処置を避けたい」「歯を残したい」というお気持ちを大切にしながら、状態に応じた選択肢を整理することが、納得して治療を選ぶための一歩につながります。

当院は「健康の先にある美しさ」を大切にしており、見た目だけでなく、機能や長期的な維持管理まで含めて相談を進めています。


初診相談のご案内
歯周病治療やブルーラジカルをご検討中の方は、まずは状態確認からご相談ください。初診ではお悩みやご希望を伺い、必要な検査とカウンセリングを通じて、考えられる選択肢を整理してご説明します。

初診時間の目安:約75分
初診料の目安:約3,000円〜(ブルーラジカルの初診相談・検査料は33,000円・税込)
蒲生四丁目駅2番出口から徒歩10秒
平日9:30〜18:00/土曜9:00〜17:30
ご予約は、お電話・Web予約よりお選びいただけます。他院に通院中の方は、紹介状のご持参をお願いいたします。

代表電話:06-6180-9991

監修者
廣松 秀隆(ひろまつ ひでたか) 医療法人がもう四丁目歯科 / 口腔外科 理事長

平成20年、国立鹿児島大学を卒業後、医療法人翔己会に入社。平成24年より分院「南茨木プラザ歯科」の分院長を務め、平成26年6月に「がもう四丁目歯科」を開業。平成28年9月に医療法人化し、現在は理事長として医院運営と診療を統括している。

歯科医師である父の姿に憧れて歯科の道を志し、「丁寧な治療をすること」「患者さまにとって最良の治療をすること」「患者さまときちんとコミュニケーションをとること」をモットーに、日々の診療にあたっている。

主な研鑽歴

2014年 zimmer社主催 インプラントセミナー修了
2019年 アチーブメント社主催 頂点の道講座修了
2020年 インビザライン社主催 IGOセミナー修了
2021年 小児歯科実践会修了
2021年 ビジネス選択理論 3級・2級取得
2021年 アチーブメント社主催 経営実践塾修了
所属医院 医療法人がもう四丁目歯科 / 口腔外科 〒536-0004 大阪府大阪市城東区今福西3丁目1-3 M'プラザ蒲生四丁目駅前1階 大阪メトロ「蒲生四丁目駅」2番出口から徒歩10秒 代表電話:06-6180-9991

監修日:2026年5月 最終更新日:2026年5月

※本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の診断・治療方針を示すものではありません。実際の治療判断には、診察と検査が必要です。

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